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アンリアルエンジン2!

2020.04.01


蒼星です。
前回に続けて、「仮想通貨の乱高下の理由」について、お話してゆきます。
たとえば、Apple社のスティーブ・ジョブズが、2011年に亡くなったとき、
Apple社の株価も、ジョブズ死去のニュースにより、少し、株価下落しました。
1.5%ほどの下落幅の値動きだったそうです。
この、ジョブズ死去のときの株価下落の理由は、
「たのもしく、次々と革新的な商品を生み出してきた、すごいビジネスマンであるジョブズが、いなくなってしまった!」といった、
世の中の人びとの、精神的ショックや、
「すごい商品開発者のジョブズがいなくなったら、これからのApple社の新開発商品は、どうなってしまうの!?」という、
不安感、失望感の気持ちなどが、
Apple社の株価に、反映されたものでした。
ですが、
現実世界の、Apple社自体や、
現実に存在している、おおぜいのお客さんたちが毎日使っている、たくさんのApple社製品、
現実に毎日仕事をしている、Apple社のおおぜいの従業員たちなどが、
変わることなく、実際に毎日、Apple社の営業活動を続けていますから、
そのジョブズ死去のさいの、Apple社株価の「人びとの精神的ショックによる下落」は、わずかな下がり幅、わずかな一時的な期間だけで終わり、
Apple社株価は、現実のApple社の業績の成長やApple社製品の売れ行きに従って、また、すぐに、復活をしました。
ところが、いっぽう、仮想通貨の場合は、前回もお話した通り、現実の実体が無いものです。
価値を裏づけている宝物も、何もありません。
そうすると、仮想通貨の価格は、
このApple社とジョブズの事例でいう「スゴイ経営者ジョブズ!」という、人びとの期待感や、
ジョブズが死去すれば「ジョブズがいなくなってしまって、Apple社はどうなるの!」と精神的ショックや不安感の爆発の要素だけが、
価格を上下させる原因の要素に、なっているのです。
だから、昨年、2017年中は、「bitcoinヤバイんだって!ヤバイんだって!」と、
「よくわからないけど、知らないけど、とにかくスゴそう、期待感」で、
仮想通貨価格が、どんどん上昇し、
そして、また、
「bitcoinヤバイんだって!ヤバイんだって!」と、
「よくわからないけどとにかくヤバそう、そろそろダメなんじゃないか感」で、人びとの不安感、不信感などが、頂点に達した瞬間に、
ガラガラッと、
仮想通貨価格が、雪崩をうって、下落崩壊し、
 
仮想通貨は、何倍ものすさまじい上昇率、何分の一もの、すさまじい下落率に、つながったのです。
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