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金運を上げたfxトレーダーの話。
2020.03.17
蒼星です。
以前、もう十数年以上も前ですが、蒼星は、fxトレーダーをしている方から、「金運を上げて欲しい」と、依頼を受け、それをおこないました。
依頼料金は、fx運用が成功したら、後でお礼します、とのことで、
当時は、あまり深く疑わず、事前の依頼料金を受け取らずに、その、fxトレーダーの方に、金運をつけました。
その方のfxの運用成績は、爆上がりといってよい成績になりました。
月間180%超だと、言っていました。
すごいことらしいです。
また、蒼星の助言したようにfxトレードに臨むと、その方がトレードしている間だけ、値動きが取引に好都合になり、ばんばん稼げ、
今日はここまでにしておこうと、トレードを休止して離席したとたんに、
値動きが乱れ出し、危険な市場の状態になった・・・不思議だ、と、
電話をかけてきて、できごとを、報告してくれたことも、ありました。
また、その方が、「最近、不思議な夢を見る。
大名行列のような、昔の行列が、関所の前で待っていて、
その行列の者たちが運んでいる荷物は、皆、千両箱の、黄金のつまった箱で、
行列の者たちが、『急いでこれを届けなくちゃならないんですわー、早く関所の通過手続きせにゃー』と、口々に話している。」と、いうお話を、聞かせてくれたことも、ありました。
ふしぎなのですが。
当時、蒼星は、きちんと術の成果が数字に見えて物凄く出ていることが嬉しく、
また、「後からお礼で支払います」というその方の約束を疑うことも、まったくありませんでした。
蒼星本人が、お客さんを騙したり、約束通りの成果を出さないなどという発想が、当時も、今現在も、いっさいないからです。
仕事で引き受けているのだから、当然、約束通りの成果を出すもの・・・と、それ以外の考えを、想像することが、なかったのです。
しかし。
その、fxトレーダーの方は、突然、音信不通になりました。
どうしたのかな!?と、蒼星が驚いて、何度も、連絡を試みましたが、
そのfxトレーダーの方は、突如、消えてしまったのです。
しばらくして。
他の方から、そのfxトレーダーの方のその後が、偶然、蒼星の耳に
届きました。
そのfxトレーダーの方は、蒼星と音信不通後、「超絶、凄まじい成績を叩き出す大天才fxトレーダー」として、
ご自分の金融の投資会社を設立し。
愛宕タワーに広々と投資運用の会社のオフィスを構えて、何人もの有能な社員を雇い入れ、
船井総研のバックアップのもと、何百億円も、顧客からの資金を預り、たいへんに大規模に、大成功者として、fxの運用をおこなっている・・・
と、いうことでした。
「金運を上げてくれ、事業家として成功させてくれ」という、その方の依頼に、
完璧以上の成果を上げて、蒼星は、その依頼を達成してみせたわけなのですが・・・。
そのfxトレーダーの方は、何百億円以上もの、巨額の利益を、上げたはずなのですが。
蒼星には、いっさい、成功料金を、支払わず、突然逃げてしまったままでした。
また、そのfxトレーダーの方が突然音信不通になったので蒼星が連絡を試みたり、心配して探したりしたことを、
「ストーカーなのだ」などと、嘘の悪口を、周囲に言っていたことも、
後で、他の人々から、耳にしました。
約束の成功の料金を払ってもらえなかったため、
やむを得ず、仕方なく、蒼星は、その方につけていた金運を、解除しました。
当時、蒼星としては、
そのfxトレーダーの方から、金運を解除しても、べつに、その方が興した会社や、それまでのトレードで稼いだお金が、煙のように消えてしまうわけでもないのですし、
金運によって与えられた「超絶、神がかり的凄まじい大天才トレーダー」から、
もとの、「そこそこ堅実に成績を出してゆける、有能トレーダー」に、もどるだけだと、
元にもどるだけなのだろうと、想像していました。
その方が興した投資会社も、有能トレーダーとして、ごく普通に、水平飛行で続けていくのだろうと、思っていました。
しかし。
そのfxトレーダーの方の、fx運用成績は、
毎月毎月、綺麗に、前月を下回り、I字に、業績下降し続けていきました。
やがて、半年程度の期間で、投資会社として顧客から預かったお金の支払い額も割り込み、
その方のfx運用会社は、赤字経営になり。
最後には、その方は、会社のお金をかき集めて持ち逃げして、そのお金で、ハイアットなどの高級シティホテルに連泊し豪遊した後、
そのfxトレーダーの方は、行方不明に。
fx運用会社の社員たちのお給料も未払いで、
残された社員たちが、そのfxトレーダーの方を相手取って皆で裁判を起こそうとしているところだ、と、
顛末を、聞きました。
最後の頃には、fxの運用成績のポートフォリオも、ご自分で勝手に数字を書き込んで作った、
偽物の成績の、嘘のグラフでした。
ちなみに、そのfxトレーダーの方が失踪する前の、運用成績下降中の時期に、
他の関係者の方から、その偽物のポートフォリオを、見せられたのですが、
蒼星がそのポートフォリオを見て「あ、それ、CG(コンピュータグラフィックス)です。」と、すぐに指摘をしましたが、
ポートフォリオを見せてくれた関係者の方は、「まさか。運用成績表が、CGなんて。」と、笑い、
結局、その別の方も、破滅してしまいました。
冒頭にも書いたように、そのfxトレーダーの方が失踪したのは、もう十数年以上も前ですが、
そのfxトレーダーの方の行方は、杳として、知れません。
生きているのか死んでいるのかさえ、知れません。
そのfxトレーダーの方の失踪後、偶然、Facebookなどで、「僕はモルガン・スタンレーの管理職です」などと、
嘘のエリートのプロフィールを書いた、そのfxトレーダーの方の登録アカウントを、見かけましたが、それっきりです。
そのfxトレーダーの方のお名前は、北住彰さん といい、
興した投資会社は、orchid orchestra(オーキッド オーケストラ)と、名づけていました。