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武蔵小杉タワーマンション付近の土地の霊視。
2019.10.21
蒼星です。
台風19号の影響で武蔵小杉のタワーマンションが浸水の被害を受けたことが、ここ数日ニュースで騒がれていますね。
今日はそれを、霊的な面から、見てみようと思います。
武蔵小杉の浸水被害地域の土地の運気みたいなものを、霊視してみると、
どうも武蔵小杉被害地域一帯は、土地の属性が「水底」のままであり、「人が住む地域」に転換されていません。
どういうことかというと、
古来、川や海、沼地の土地が、多く埋め立てされ、人が移り住む場所に変わっていきました。
例えば、画像は江戸幕府ができる前の江戸の地形と、江戸の町ができた後の町の地形です。
引用元 http://www5e.biglobe.ne.jp/~komichan/tanbou/edo/edo_Pre_8.html
大きく地形を変えて、海や川の埋め立てがおこなわれました。
そして、その際に、埋め立て工事と同時に、もとは海底や川底だった場所を、人間が住む町に変える祭祀の術も、同時におこなわれていました。
時代がめっちゃ飛びますが、奈良時代に書かれた記録の「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」という書物に、こんな一節があります。
開墾をおこなっていた集落に、「夜刀神(やとのかみ)」というものが出て、開墾を阻んだ。
そこで、開墾集落の、箭括氏麻多智(やはずのうじまたち)という人が、夜刀神に対し、
「ここから向こうは神の土地、ここからこっちは人間の住む土地、と境界を決め、
そして、お前たち夜刀神の神社を建てて祀るから、今後は障りをなさないでくれ」と、神との契約を結ぶという話が記録されています。
「やと」というのは、昔の言葉で谷になった地形と、その谷底に流れている川のことです。
「やとのかみ」とは、谷間の湿地帯と川の土地神ということですね。
川沿いの土地を開拓するさいに、その地域の土地神を祀り、開拓が順調になるように儀式をおこなったということです。
このように、もとは人の住むに適していなかった、川底や海底の場所を、
そこをつかさどる土地神を祀って人の住める土地に転換してゆく術ということが、
古来から、おこなわれていました。
ですが、今回台風19号被害を受けた武蔵小杉タワーマンション付近は、どうも、そうした水底を人の住める町に変える祭祀が、なされないまま人が住み始めてしまった場所のようなのです。
画像が、もともとは蛇行する多摩川の水底だったことがわかる昔の地図の比較です。
この、土地神ときちんと対話し、災害を防ぐという術は、どうやらロストテクノロジーらしい様子もあります。
土地神の障りというのは、悪霊などとはまったく別物ですから、お祓いとかお清めみたいな一般の神社やお寺でやっている儀式では、何の対応もできません。
蒼星なら、こうした対神の案件であっても、いくらでも対応が可能なのですが・・・。