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今後の世界トレンド。

2022.09.16


 

蒼星です。

英国のエリザベス女王も数日前に、亡くなられましたね。
蒼星的に、今後の世界トレンドは、「warlord」です。
あwarlordいず、直訳すると「戦いの君主」ですが、
warlordは、蒼星がてきとうに作ったファンタジック用語なわけではなく、
「正規の手続きを経ずに、実質的な武力をよりどころにして、その地域を実効支配している勢力」および「その首領」のことです。
アフリカ、中南米、中近東、東欧圏、
正規の政府の勢力が衰え、warlordが主流化した地域は、すでに、世界各地にあります。
warlordが主流化した地域の特徴のひとつとして、
「有力者が直接攻撃対象となり、殺しのターゲットになる」が、あります。
ウォーターゲート事件やロッキード事件などのように「有力者が、醜聞や、政争、信頼度失墜などにより、社会的に失脚する」のではなく、
有力者たちが、直接、攻撃対象となり、殺される、という世界です。
ディープスロートならぬ「カットスロート」なわけですね。
日本でも、先先月、安倍元首相が、直接、襲撃され、射殺されて亡くなられ、
日本社会に大きく衝撃が、走りました。
このあと、文章の後半で、
いくつか、世界各地のwarlordの殺し合いの事例を、ご紹介しようと思うのですが、
重傷や死亡のニュース記事なので、苦手な方はご注意なさってください。
ふいに資料写真が視界に入ってしまわないよう、
突然ですが途中に音楽ご紹介をはさみます。
ディヴィッドボウイ でModern Loveですどうぞー。

んでは事例をご紹介してまいります。
いっこめ「Maria Santos Gorrostieta女史」。
10年ほど前、南米メキシコの地方都市市長を務められていましたが、
麻薬組織の武装集団に、繰り返し、襲撃を受け、
何発もホロウポイントを射ち込まれるなどされて、
たいへんな大ケガを負われました。
資料写真は、報道陣の前で大ケガと大手術のキズあとをお見せになるマリアさん
その後、とうとう、武装集団に、殺害されてしまわれます。
画像は、メキシコ現地の報道機関「ヴァンガルディアメヒコー」と、ニカラグア、パナマの新聞社「ラプレンサ」の記事。
事例にこめ、「武装勢力メンバーをヘルファイアをぶつけて殺害」
中東武装勢力幹部を、無人機「リーパー」で、上空から狙い撃ち、ミサイルアタックで殺害するものです。
画像はそれぞれ現地撮影らしきもの撮影者等不明、
usairforceofficial、
bbc紙面、
です。
デイリーメイルukの記事です。
昔、モサドがアイヒマンを捕まえに行った時には、
ちゃんとアイヒマンを、イスラエル本国に護送し、
正式に裁判を受けさせて、その後、きちんと手続きして刑の執行をおこないましたが、
もう現代では、敵対勢力の相手を突然襲撃して殺害するフェーズに、
全世界的に、移行しています。
南米の、市長マリアさんを殺害した麻薬組織武装勢力側も、
各武装勢力チーム同士が、互いに、抗争に次ぐ抗争、
武装勢力ひとつひとつの内部でも、派閥争いがおこなわれ、
所属メンバーがどんどん死亡して入れ替わって、もともとの者はぜんぜん生き残っていないとか。
中東武装勢力幹部をミサイルアタックを用いて殺害するus側も、
自国大統領が移動するさいに、耐ミサイル装甲リムジーン(ザビースト)や電子戦システム車輌なども含め何十台も連ねたコンボイ(司令ではなく、複数台車輌の車列)を組んで移動しなければならなく、
安全を買うためにはとてつもないコストが必要になっています。
エイジェントオブケイオース。
そして、ケイオスは公平だ。
ですね。
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